はかせなべ

「はかせなべ」ってなんだ?

☆ 「博士」が作ったから
☆ スカートを「はかせ」ているから

「はかせ」にはこの2つの意味があります。


はかせなべの大きな特徴は、煮続けない保温調理です。
沸騰したら数分煮て、火から下ろしてしまいます。
下ろしたあとに、お鍋とスカートの間に熱の空気の層ができて、ゆっくりと温度を下げながら調理をしてくれるので、煮崩れる心配もないのです。

お料理の味が染みるのは、実は温度が下がるとき。

たとえば、かぼちゃの煮物だったら


1.かぼちゃと調味料と水をお鍋に入れてガラスのふたをし、火にかけます。  
2.沸騰したらそのまま3分煮ます。  
3.火からおろしてステンレスの外ぶたをし、平らな所に15分以上おきます。


これだけでシンプルにおいしい煮物のできあがり。

だれでも100点満点のお料理ができる

初めてこのお鍋で料理したとき、「おーーっ」「えっ?」という声の連発。



毎日する料理だからこそ、自分にも地球にもやさしく、おいしく。

はかせなべをお勧めする私たちの想いです。

発明者 小林寛先生(1928-2008)

プロフィール
早稲田大学理工学部 応用物理学科名誉教授。工学博士。

1968年より早稲田大学理工学部教授に就任し、現在名誉教授。
1985年ころより、健康法の研究を開始したことがきっかけとなり、
1986年、保温により適温で調理できる『はかせなべ』を発明。
帝国ホテル料理顧問(前総料理長)村上信夫氏のアドバイスを受けながら、正恵夫人と共に、 この鍋を用いた調理法の研究をすすめ「適温調理法」を提唱する。